株式会社Smart119|安心できる未来医療を創造する

Smart119は医療従事者の緊急招集を身近にあるパソコンやスマートフォンを通じてスムーズに実施できるサービス「Smart ACES」(スマート エイシス)を、一般の医療機関に向けて発売しました。
救急患者を受け入れている病院において、救急患者の収容依頼が同じタイミングで重なり、人手不足から対応が困難になるケースがあります。
これまで、医師・看護師といった医療従事者の緊急招集は、電話を用いたオンコールにより一人ずつ連絡して確認することが主体でしたが、クラウドシステムを利用した新発売の「Smart ACES」は、メール、LINE、LINEWORKSを駆使して自動的に招集をかけることが可能です。早く、効率的に医療スタッフを集めることができるため、救急患者が搬送を断られる「たらい回し」を減らすことも期待できます。


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◆「Smart ACES」サービス紹介動画(30秒)
https://youtu.be/qv2556odmLU

「Smart ACES」の利用にはスタッフが各自持っているスマートフォンや、病院のPCがあればよく、専用端末を新たに導入する必要はありません。病院はスタッフに一斉に呼びかけ、必要な人数を無駄なく集めることができるほか、病院側から一方的に連絡するだけでなく、スタッフ側からも何分後に現場へ到着できるか送信できます。災害時には安否確認に利用することも可能です。
本システムは、特許も取得しており(第6166114号)、論文でも効果報告済みです。

<論文>
Development of a novel information and communication technology system to compensate for a sudden shortage of emergency department physicians
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5260081/

また、新型コロナウイルス感染症防止につながることが期待できる中小企業の優れた新商品等(新製品及び新役務)として、令和2年度の「千葉市トライアル発注認定事業選定商品」に選ばれており、千葉市がPRおよび導入契約における支援を実施します。

<令和2年度千葉市トライアル発注認定事業認定商品>
https://www.city.chiba.jp/keizainosei/keizai/sangyo/documents/ninteisyouhinichiran.pdf

「Smart ACES」はすでに国立大学附属病院などで実験導入されており、このたび一般病院向けにUI(ユーザーインターフェイス)・UX(ユーザーエクスペリエンス)の改善を実施し、広く発売されることとなりました。医療機関が中心にスクラッチ・ビルドで開発したシステムのため、医療機関からの要望があれば柔軟に機能の追加や変更が行えることも長所のひとつです。

株式会社Smart119は、国立大学法人である千葉大学教授で救急集中治療医学を専門とする中田孝明医師により、急性期医療の現場に新たなテクノロジーを導入し、柔軟かつ独創的な発想で多くの救急患者さんを救いたい、という思いを元に設立されました。医師や救命救急士、看護師など多くの医療専門家が集っており、幅広く日本の医療に貢献していきたいと考えています。

◆導入実績
関西医科大学総合医療センター、国立国際医療研究センター、島根大学医学部附属病院、りんくう総合医療センター、千葉大学医学部附属病院 など


◆「Smart ACES」ウェブサイト
https://smart119.biz/aces/

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