◆テーマ
「急病人をいち早く病院へ!救急車の内部はどうなっている?」
◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授
◆救急車の内部について
救急車は、救急救命処置、救急隊員の応急処置が行えるスペースや救急資器材を収納できる場所などに優れた車ですが、内部はどうなっているのでしょうか?
内部に装備されているいろいろな機材があります
主に使われている医療機材などをご紹介します
◆救急車の内部はこうなっている!
・簡易な消毒用資機材を収納できます
・酸素吸入器:酸素が不足している傷病者へマスクで酸素を供給する機械があります
・救急モニター:傷病者の脈拍数や血圧を測定したり、心電図波形を見ることができます
・ストレッチャー:患者さんを運びます
・除細動器:心電図波形を確認することができます
心臓がとまってしまった人に対しては、電気ショックを与えます
・パラメディックケース:救急救命処置を行うための資機材
中には特定行為を行うための薬剤等が入っています
・防振ベッド:走行中の救急車の揺れを抑えます
・シート:傷病者の関係者が同乗するときや、傷病者を搬送するときに使用します
◆救急車に乗っている人は、どんな人?
「消防署で勤務している署員です」
基本的には3人1チームで行動しています
3名で出動する際は、救急救命士1名+救急有資格者2名で構成されます
(救急救命士:国家資格を取得した隊員 高度な医療処置を行えます)
(救急有資格者:消防職員の中で、250時間の教養を受けた人)
◆情報元
東京消防庁
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/ts/soubi/car/01_01.htm
枚方寝屋川消防組合
https://www.youtube.com/watch?v=r-fUAy1ksGY