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溺れたらどうする?どう助ける? いざというときのポイント

溺れたらどうする?どう助ける? いざというときのポイント

◆テーマ
「溺れたらどうする?どう助ける? いざというときのポイント」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授

◆監修協力
新井久美子(救急科専門医)
横山達郎(麻酔科/集中治療科専門医)

◆暑い時期になるとプール、海、川などで遊ぶ人が増えます
しかし、それと同時に水難事故も発生します

◆なぜ人は溺れてしまうのでしょうか
・事前に、準備運動をしなかった
・体調不良だった
・休憩時間を作らなかった
・海の場合、離岸流によって、沖に流されてしまった
など

◆溺れのサイン
・後ろから波をかぶり、前髪が顔にかかりながらも浜に向かおうとする動作
・浮いたり沈んだりしながら、水面に顔を出して空気を吸おうとしている動作
・かろうじて水をかいて、息を吸おうと水面をもがくような動作
・頭が後ろに反り、手ではしごを上るような動作
・顔を水面に出そうと、両手で水を叩くような動作

◆溺れている人を見つけたとき
・海水浴場の場合は、ライフセーバー、監視員、周囲の人に助けを求める、118番(海上保安庁)へ電話をする
・海水浴場以外の場合、110番(警察)、119番(消防)に電話をする

◆溺れている人を助ける時
まずは、自分の身の安全を確保しましょう
事故の拡大リスクがあるため、助けようと、自分も水の中に入るような事はしてはいけません
ひとりで助けずに、周囲の人にも助けを求めましょう

◆自分が溺れてしまったとき
・まずは、浮いて待つ
・慌てない
・落ち着いて、掴める場所、浮くも物などがないか探す(木、ペットボトル、発泡スチロールなど)
・大声を出してしまうと、肺から空気が抜け、身体が沈むリスクがある
・楽な姿勢で浮いて待つ

◆情報元
海上保安庁
https://www6.kaiho.mlit.go.jp/watersafety/swimming/
三池海上保安部
https://www.kaiho.mlit.go.jp/07kanku/miike/onegai/umi-an/umi-an.html
日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/study/safety/watersafety/



 

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