株式会社Smart119|安心できる未来医療を創造する

身体の不思議!! アルコールを飲むと酔ってしまうしくみ

身体の不思議!! アルコールを飲むと酔ってしまうしくみ

◆テーマ
「身体の不思議!! アルコールを飲むと酔ってしまうしくみ」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授

◆監修協力
新井久美子(救急科専門医)
横山達郎(麻酔科/集中治療科専門医)

◆アルコールが身体に入ったあとどうなる?
①摂取したアルコールは、胃と小腸で吸収されて血液中に溶け込みます
その後、肝臓へと向かいます
②肝臓の中では...
アルコールはまずADH(アルコール脱水素酵素)によってアセトアルデヒドに分解されます
次にALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)によって酢酸に分解されます
酢酸は全身に送られ、筋肉や脂肪組織で二酸化炭素と水に分解され、汗や尿、呼気中に含まれて外へ排出されます

◆酒は適量が大事
厚生労働省によると、節度ある適度な飲酒量は、純アルコールに換算すると一日平均20g程度と定義されています
・ビール(5%):500ml
・日本酒(18%):180ml
・ワイン(12%):200ml
・チューハイ(7%):350ml
・ウイスキー(43%):60ml
・焼酎(25%):100ml

◆アルコールの飲みすぎは、身体に様々な影響を及ぼします
大量の飲酒を続けることは、病気のきっかけになることもあるため
節度ある飲酒が大切です

情報元
厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-002.html
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5.html#A54
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol-summaries/a-01

 

 

Share
お問い合わせはこちら