株式会社Smart119|安心できる未来医療を創造する

救急医療サービス「Smart119」(特許第6875734号)の実証実験を、2022年1月18日、東山梨消防本部、山梨県立中央病院、山梨厚生病院、山梨大学医学部附属病院において実施することを発表します。
『TRY! YAMANASHI! 実証実験サポート事業』に採択された救急医療情報サービス「Smart119」は、救急搬送困難事案(救急搬入のたらい回し)の解決を目的に、「一括受入要請」「医療機関との情報共有」「スムーズな受入体制の構築」救急隊の現場活動を支援するシステムとして、救急・医療現場から開発され、現在、千葉市で運用しています。

本サポート事業採択後、実証実験対象地域の救急件数、搬送時間、医療機関の数などを調査し、地域特性に合わせたシステムを開発しています。2021年12月20日には、実証実験の初期段階であるLevel.1を東山梨消防本部にて実施しました。

救急活動における病院選定・交渉時間を、従来の電話連絡と、Smart119のタブレット端末を使用した一括要請及び情報共有システムで比較する運用シミュレーションの結果、本システムによって、病院選定・交渉時間を34.8%にあたる平均1分48秒短縮する結果となりました。

この結果を基に、最終段階である「Level.2」及びLevel.3」の実証実験を、2022年1月18日に、次のように実施します。

◆実施要領
実施日 :令和4年1月18日(火)16時00分〜17時00分
実施場所:東山梨消防本部、山梨県立中央病院、山梨厚生病院、山梨大学医学部附属病院
参加  :東山梨消防本部、山梨県立中央病院、山梨厚生病院、山梨大学医学部附属病院、山梨県庁
     株式会社Smart119
実施隊 :救急隊1隊(塩山救急)

◆目的
Smart119システムおよびタブレットを使用し、架空の救急事案を用いて3つの医療機関へ、一括受入要請を行い、病院選定・交渉時間を計測する。情報伝達の効率化、現場滞在時間の短縮を図るとともに、救急隊の業務負担やストレスを軽減する効果及び医療機関の利便性を検証する。

一連の実証実験を通じ、救急医療情報サービス「Smart119」の有効性を立証し、山梨県下における救急搬送困難事案(救急搬入のたらい回し)を解消し、県民が安心できる医療体制構築へ貢献することを目指します。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000056624.html

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