株式会社Smart119|安心できる未来医療を創造する

■詳細プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000056624.html

医療法人白卯会 白井病院(大阪府泉南市、院長:甲斐 達朗)に、医療事業継続支援システム「respon:sum」が導入され、運用開始したことを発表します。

認知症などの精神科医療から、理学療法、作業療法、言語療法からなるリハビリテーションまでを提供する精神科、慢性期病院である同病院は、災害発生時の損害を最小限に抑え、早期に医療を提供するために、医療事業継続計画(BCP)を進めてきました。全国医療機関で策定が急がれているBCPに準じて開発された本システムは、慢性期医療に求められる医療事業継続を支援し、地域医療へ貢献します。

医療法人白卯会 白井病院は、「日常生活を大きく崩すことなく、安心して療養いただく治療」を第一と考え、内科等一般医療と、認知症、パーキンソン病などの専門医療から、理学療法、作業療法、言語療法からなるリバビリテーションまでを提供する精神科、慢性期病院です。主に、病状が安定しているものの完治に至らず、継続的な治療を必要とする患者へ医療を提供しています。ほかに、通所リハビリテーションや訪問看護などの在宅支援を、周辺の高齢者施設と連携して実施するなど、地域の福祉医療を支える重要拠点として存在感を示しています。また近年では、新型コロナ感染症に感染した認知症患者を数多く受け入れました。災害時の医療事業継続は、長期療養を必要とする患者、またリハビリテーションによる自立を目指す方々から強く求められるものとして、同病院は「レスポンサム」の導入に踏み切りました。

導入された「レスポンサム」は、災害やテロなどの緊急事態が発生した際に、医療機関の損害を最小限にし、医療事業の継続や復旧を図るための業務継続計画(BCP:Business Continuity Planning)に準拠し開発されたシステムです。院内にあるPCはもちろん、各職員が持つデジタル端末(スマートフォン、タブレット)で利用するアプリ版レスポンサムによって、病院職員の安否確認や集合要請を行い、同病院の災害時医療事業継続を支援します。

白井病院のような慢性期病院には、大規模災害が発生して多数の負傷者が想定される場合、急性期患者の「救命」「救護」を最優先とする急性期病院から、精神科患者、認知症やパーキンソン病、喘息等の疾患を持つ慢性期患者のスムーズな転院受け入れが期待されています。BCPに基づく医療体制強化は、急性期と慢性期の医療機関の機能の早期復旧と連携強化を実現して、地域の包括的な災害医療体制の構築を可能にします。将来的には、周辺の福祉施設(高齢者介護施設、在宅介護者)、行政との連携においても、「レスポンサム」の応用と活用が期待されています。

災害時には、罹災者救護はもとより、長期療養患者への早期の治療提供が求められます。「レスポンサム」は、地域の慢性期治療、福祉医療を支える同病院の災害対策に活用されます。

◆respon:sumの特徴
・スタッフの安否確認・緊急連絡
・緊急時の職員集合状況をリアルタイムに把握
・返信はワンクリックで完了。ログイン不要
・掲⽰板機能を有し、平時においても活⽤できる
・デジタル端末(スマートフォン、タブレット)で活⽤するアプリ版提供



お問い合わせはこちら