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子どもの火傷

子どもの火傷

◆テーマ
「子どもの火傷に気を付けよう」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授
https://twitter.com/Nakada119

子供の皮膚は大人に比べて薄い、そのため火傷をすると重症化しやすいのが特徴です
◆体表の10%以上を火傷すると命の危険があります

◆熱傷を起こした時の家庭でのケアポイント
・10分程度、やけどを起こした部分を水で冷やす
・服の上からやけどをした場合、脱がせず服の上から冷やす
・冷却が重要ですが、氷など冷たすぎるのはかえって火傷を悪化させてしまう事も
・服の上から火傷をした場合、無理やり服を脱がせると、皮膚をはがしてしまう恐れがあります
・子供の火傷が広範囲の場合は、低体温に気を付ける

 ◆家庭で気を付けること
・ストーブ等、置き場所を変えられない家電には安全柵で囲む
・炊飯器、ポット、加湿器は蒸気が出て危険 置く場所に気を付けましょう
・テーブルにカップラーメンや、コーヒーなど熱い飲み物、食べものを置く場合、子供の手が届かないようにする
・テーブルに物を置く場合、テーブルクロス等を引っ張って、落下させないようにする。

情報元:
日本皮膚科学会
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa8/q02.html
日本創傷外科学会
https://www.jsswc.or.jp/general/yakedo.html
日本熱傷学会
http://www.jsbi-burn.org/ippan/chishiki/outline.html
東京消防庁
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/stop/stop04.html

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