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抱っこ紐からの子供の転落を防ごう

抱っこ紐からの子供の転落を防ごう

◆テーマ
「抱っこ紐からの子供の転落を防ごう」

◆監修
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授
https://twitter.com/Nakada119

◆抱っこ紐から子供が転落をする事故が起こっています。
◆1歳未満の子供に多く、特に4カ月未満では重症で入院をするケースもあるため注意が必要です。

◆抱っこ紐を使用する際に気を付ける事
①抱っこ紐で子供を抱っこした際に、子供の位置は下すぎてはいませんか。
 適切な位置は、「子供のお尻の位置が自分のお臍の位置に来ること」です。
 子供の抱っこの位置が下すぎることにより、赤ちゃんの身体が安定しないため
 落下のリスクがあります。
 また、使用している大人の腰痛の原因にもなります。
 重いものは身体にしっかり近づける事で、安定して軽く感じます。

②抱っこされている子供が苦しくないか確認しましょう。

③背中のバックルの閉め忘れが無いか確認しましょう。
 バックルは背中の真ん中に来るように調整をしましょう。
 片側に寄ってしまっている場合、緩みの原因になります。

④ウエストベルトは腰骨の上に当たるようにしましょう。

⑤おんぶ、抱っこをする際、降ろす際は低い姿勢で行いましょう。

⑥抱っこで前にかがむ際は、必ず手で支えましょう。
 物を拾う際は、膝を曲げて腰を落とすと転落のリスクが減ります。

⑦ベルト、紐の緩みが無いか確認しましょう。

骨盤より膝が高位にある状態(M字型開脚肢位)でないと、子どもは股関節脱臼を起こすリスクになります。
 落下を恐れバンドで締め付けすぎる事にも注意が必要です。 

情報元:
消費者庁
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20201015/
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20180913/
国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support88.html
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/support88.pdf
東京くらしWEB
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/attention/kigai_dakkohimo_20180926.html
東京都
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/h26/press/houkoku.html

 

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