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「119番」で救急車を要請するときのポイント

「119番」で救急車を要請するときのポイント

◆テーマ
「119番で救急車を要請するときのポイント」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授

◆119番に電話をしたら、必要な情報を簡潔に伝えましょう
救急車を呼ぶ時に、どんな事を聞かれるか、何を準備すればいいでしょうか
救急車を呼んだ方がいいと判断したら、まず「119番」へ電話します
指令員の指示に従い、
「あわてず、ゆっくり」伝えましょう

◆電話での流れ
①電話が繋がったら、まずは「救急です」と伝えます
②救急車に来てほしい住所を伝えます
※建物名、建物の場合エレベーターの有無、交差点名、お店、看板、手押しの信号、駅名、電車の中の場合は何両目の車両か、コンビニの場合は何店か、戸建ての場合は家に駐車している車の車種、色、ナンバーなど
「誰が」「どのようにして」「どうなった」かをわかりやすく伝えましょう
分かる範囲で意識や呼吸の有無なども伝えましょう
必要に応じて指令員より応急手当を指導される事もあります
④具合の悪い方の年齢、通報した方の名前と連絡先を伝えます

◆豆知識
実は、固定電話の場合は場所特定早いのですが、スマートフォンの場合は接続状況によって20~200mの円の範囲でしかGPS特定できません
そのため、目標物を聞いて場所を特定しなければなりません

◆準備するもの
・保険証、診察券、お薬手帳
・お金
・靴
・内服薬

◆乳幼児の場合は追加で以下の物を持参しましょう
・母子手帳
・子ども医療費受給者証
・紙おむつ
・下着
・哺乳瓶
・タオル

◆救急車を要請しなければいけない症状
・意識がない
・ぐったりしている
・返事がない
・けいれん
・大量の出血
・広範囲のやけど
・呼吸がおかしい
・交通事故
・溺水
・まひ
・怪我、強い症状で動けない

◆救急車を呼ぶか悩む場合は#7119(救急安心センター事業)に相談を

情報元:
東京消防庁
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/119/

 

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