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点滴の管のしくみ

点滴の管のしくみ

◆テーマ
「点滴の管のしくみ」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授

◆点滴とは
点滴は、医療機関でよく見られる治療方法の一つで
・薬(輸液製剤)
・点滴の管(輸液セット)
・針
に分かれています

◆点滴の管の構造
・びん針、点滴筒(チャンバー)、クレンメ、接続部に分かれています
・びん針を使って、薬(輸液)を点滴の管と繋げます

◆クレンメとは
点滴の管の途中にあり、薬の流量を調節するものです
プラスチックで出来ており、ローラーを上下させる事で調節できます
流量を減らしたい、遅くしたい場合は下に下げて(点滴の管を潰して)減らします
早くしたい、増やしたい場合は上にします

◆チャンバーとは
点滴の管の途中にある、透明な筒です
身体に入れるための点滴の薬が、何秒間に何滴落ちているかを確認する場所です
点滴筒の中は、大体1/3程度の液体は常に入っている状態にします

点滴の管の中に気泡が入ってしまったけど大丈夫?
少量の気泡であれば、血液に溶けたり、肺の中で吸収されたりするために問題ないと言われています
たくさんの気泡が入らないように、医療者は点滴を準備する際には気をつけています

◆情報元
看護技術が見える 臨床看護技術

 



 

 

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