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子どもの鼻水、鼻詰まり対策とは?

子どもの鼻水、鼻詰まり対策とは?

◆テーマ
「子どもの鼻水、鼻詰まり対策とは?」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授

◆解説者②
谷口昌志先生
堺市立総合医療センター
集中治療科医長

◆子どもの特徴、適した湿度
実は、子どもは生後3ヶ月ぐらいまで鼻呼吸しかできない(口呼吸ができない)ことが重要視されています
湿度は40-60%が目安です
40%以下は気道が過敏になりやすく、60%はダニの繁殖が増えてしまいます

お家で出来るケア方法
風邪の原因となるウイルスは空気が乾燥する時期に多いため、のどが乾燥しないよう、お家の中の気温、湿度に注意しましょう
・身体を温める:蒸しタオルで鼻を温めたり、お風呂に入る事で、鼻水が外に出やすくなります
・鼻水吸引機を使う:ドラッグストアや、インターネットでは様々な種類の鼻水吸引機が売られています
鼻水吸引機を使うことで、奥の鼻水まで取れてすっきりします
お子様の鼻に合うタイプを使ってください
・寝かせ方を変えてみる
仰向けになることで、鼻が詰まりやすくなるためです
お子様の背中と布団やマットレスの間に丸めたタオルを入れ、お子様の上半身が少し上がる体勢にさせてみましょう

◆病院に行くタイミング
尿量が普段より少ない
・38度以上の熱がある
・呼吸がしづらい
・鼻つまりが酷く寝れていない
・匂いがわからない
上記の状態がある時は、病院を受診しましょう

◆情報元
日本耳鼻咽喉科学会総会
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/3/118_176/_pdf
急性副鼻腔炎診療ガイドライン 2010
https://minds.jcqhc.or.jp/docs/minds/ar/20130516_Guideline.pdf
日本医師会
http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/2007/258.htm
杏林製薬 ドクターサロン
https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/151259-1-25.pdf 

 

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