株式会社Smart119|安心できる未来医療を創造する

飲んでも飲まれるな 急性アルコール中毒の危険性

飲んでも飲まれるな 急性アルコール中毒の危険性

◆テーマ
「飲んでも飲まれるな 急性アルコール中毒の危険性」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授

急性アルコール中毒とは
「イッキ飲み」のように短時間で大量のお酒を飲んでしまうことで、肝臓でのアルコール代謝が追いつかなくなり、血液中にアルコールが増えていきます
血液中のアルコールが増えてしまうと、「酩酊」や「泥酔」状態となり、しっかり歩けなくなったり意識がもうろうとしたり、正常な判断ができなくなってしまいます
※自転車・自動車などの運転は絶対避けましょう

アルコール中毒の症状
嘔気、嘔吐、呼吸数の増加、歩行困難、意識の混濁
重くなると昏睡、呼吸停止、心停止となってしまうことも

◆急性アルコール中毒にならないために
・自分の適量を知る
・イッキ飲みはしない
・飲酒の無理強いはしない

◆急性アルコール中毒の対処方法
お酒を飲んだ後に意識がない、呼吸がおかしい場合は救急車を要請しましょう

◆介抱するときは
①一人にしないで、必ず誰かが付き添いましょう
②嘔吐して窒息しないように、横向き(回復体位)にしましょう
・下あごを前に出して気道を確保します
・両方の肘を曲げ、上側の手の甲を顔の下に入れます
・上側の膝を約90度曲げて、後ろに倒れないようにします
③体温低下を防ぐため、上衣や毛布などをかけて保温しましょう

 ◆情報元
厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol-summaries/a-01
政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201804/2.html

 

Share
お問い合わせはこちら