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■詳細プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000056624.html

神戸医療生活協同組合 神戸協同病院が、医療事業継続支援システム「respon:sum」を導入し、運用開始したことを発表します。
阪神淡路大震災の罹災地である神戸市長田区にある同病院は、救護拠点として災害医療に当たりました。この経験から、災害時に損害を抑え、早期に医療を提供するために、同病院は事業継続計画(BCP)を進めてきました。全国医療機関で策定が求められている災害時のBCPに準拠して開発した本システムは、同病院の災害医療提供を向上します。

神戸医療生活協同組合 神戸協同病院は、「いつでも誰でも安心してかかれる医療」を目指し、急性期から慢性期の総合的な医療・介護を提供する、職員数約350人、167床(一般86床、回復期リハビリ48床、緩和ケア19床、地域包括ケア14床)の病院です。地域の保健、福祉、他の医療機関と連携した在宅・施設支援、また「地域医療部地域連携係」を設置して開業医からの入院・検査依頼に積極的に応えるなど、地域に寄り添った医療機関です。

今回、導入された「レスポンサム」は、災害やテロなどの緊急事態が発生した際に、病院や企業が損害を最小限に抑えて、事業継続や復旧を図るための業務継続計画(BCP:Business Continuity Planning)に準拠し開発されました。病院にあるPC、各職員が持つデジタル端末(スマートフォン、タブレット)で利用できる「レスポンサム アプリ版」は、病院職員の安否確認や集合要請、一斉メッセージ配信の機能を持ち、災害時における医療従事者の集合と人員編成を支援します。また「配置部署図」の機能により、罹災地に設置される複数の救護所への人員配置情報を共有化できるため、状況変化が激しい罹災地において、臨機応変な災害医療体制の構築を可能とします。

神戸協同病院は、2021年10月に実施された災害避難訓練で「レスポンサム」を試験運用し、災害医療を支援する効果を確認、導入に至りました。同病院は、1995年に発生した阪神淡路大震災の罹災地である神戸市長田区にあり、罹災者救護拠点の経験を持つことから、「災害時には災害福祉と連携して災害医療を提供すること」を基本方針にあげています。いつ発生するかわからない災害に対し、職員各自が持つデジタル端末で活用できる「レスポンサム」は、地域生活者の暮らしを医療から支える同院の災害対策を強化していきます。

◆respon:sumの特徴
・スタッフの安否確認・緊急連絡
・緊急時の職員集合状況をリアルタイムに把握
・返信はワンクリックで完了。ログイン不要
・掲⽰板機能を有し、平時においても活⽤できる
・デジタル端末(スマートフォン、タブレット)で活⽤するアプリ版提供

◆「respon:sum」ウェブサイト
https://smart119.biz/responsum/

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