2023.03.22
◆印刷用資料ダウンロードリンク
https://smart119.biz/manga/000570.html
◆どちらも病気の原因になりますが構造などは全く異なります
◆大きさ
・どちらも肉眼では見えません
・細菌は光学顕微鏡で見ることができますが、ウイルスは見えません
・細菌は約1〜10μmくらい、ウイルスは約0.1μmくらいです
◆構造
・細菌はタンパク質からなる細胞の形を保つための細胞壁や、細胞膜、DNAをもっています
・ウイルスは、細胞の形をしておらず、遺伝情報であるDNA・RNAを持っています
◆増え方
細菌:多くが単体でも生きていくことができる単細胞生物です 栄養のあるところで自分で増えます
ウイルス:ウイルスは単独では増えません 生きている生物の細胞の中に侵入し増えます
◆種類
細菌:ブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌、コレラ菌、赤痢菌、炭疽菌、結核菌など
ウイルス:ノロウイルス、ロタウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、コロナウイルスなど
◆病気
細菌:感染性胃腸炎、腸管出血性大腸菌(O157)感染症、結核など
ウイルス:新型コロナウイルス感染症、感染性胃腸炎、インフルエンザウイルス感染症、麻疹、風疹など
◆ウイルスに抗菌薬は効かない
・抗菌薬は遺伝子やタンパク質の合成を阻害する薬です
・抗菌薬は細菌の仕組みを利用した薬で、ヒトの細胞や、ウイルス、真菌などの細菌以外のものには効きません